初の書評! 概要などはネットにたくさんあるので、自分らしい切り口でご紹介。
漫画「花の慶次」に度々登場する「いくさ人」と呼ばれる人達。
戦での死を最高の名誉とし、花となって散るのを生涯の望みとする武士や浪人。
戦場では死が前提なので、腕一本失うことも恐れず、「死に人」となって戦う。その結果、かえって生き永らえてしまう。
そして、死に場所を求めて大小の戦に赴き、屈強のいくさ人になっていく。
著者は学業や定職に生き甲斐を見出せず、バイトで資金を貯めながら取り憑かれたように次々と重厚登山に挑戦。
その孤高な姿は生きるためでも、死ぬためのようでもあり、いくさ人の気迫でした。
後半は家庭を築き、写真家としての地位を確立。山河が仕事の対象に変わったようで、若干トーンダウン。
また、家族より山を優先する生き方は個人的に共感しかねました。
「死んでも登る」が信条だった著者の20代。
数々の冒険のために重ねた綿密な計画やトレーニングも、死ぬ覚悟があったからこそだったと思います。
私も死ぬ気で常日頃生きねば!
志水さん、ありがトゥース!!
漫画「花の慶次」に度々登場する「いくさ人」と呼ばれる人達。
戦での死を最高の名誉とし、花となって散るのを生涯の望みとする武士や浪人。
戦場では死が前提なので、腕一本失うことも恐れず、「死に人」となって戦う。その結果、かえって生き永らえてしまう。
そして、死に場所を求めて大小の戦に赴き、屈強のいくさ人になっていく。
著者は学業や定職に生き甲斐を見出せず、バイトで資金を貯めながら取り憑かれたように次々と重厚登山に挑戦。
その孤高な姿は生きるためでも、死ぬためのようでもあり、いくさ人の気迫でした。
後半は家庭を築き、写真家としての地位を確立。山河が仕事の対象に変わったようで、若干トーンダウン。
また、家族より山を優先する生き方は個人的に共感しかねました。
「死んでも登る」が信条だった著者の20代。
数々の冒険のために重ねた綿密な計画やトレーニングも、死ぬ覚悟があったからこそだったと思います。
私も死ぬ気で常日頃生きねば!
志水さん、ありがトゥース!!